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大型免許の費用はいくら?今持っている免許別の教習料金と一発試験の手数料

※この記事に広告リンクはありません。料金は各教習所・警察の公開ページを2026年10月15日に確認したものです。

結論:大型免許の教習料金は、今持っている免許で大きく変わる

  • 教習所5校の公表料金(税込・最短時限で卒業した場合・仮免許の手数料2,900円を含めた額)は、中型免許を持っている人で262,500〜292,200円、普通免許(MT)を持っている人で412,430〜495,920円でした。
  • 法令で決まっている技能教習の時限数は、中型免許を持っている人が14時限、普通免許が30時限、AT限定の普通免許が34時限です。
  • 教習所に通わず試験場で直接受ける場合、警視庁の手数料は1回9,250円、合格後の取得時講習が24,150円です。不合格なら受験料と試験車使用料の計6,900円が受け直すたびにかかります。
  • 受験できるのは、21歳以上で、中型・準中型・普通・大型特殊のいずれかの免許を通算3年以上持っている人です(特例教習を受ければ19歳以上・1年以上)。

表1 教習所5校の大型免許の料金(今持っている免許別)

今持っている免許法令の技能教習料金を載せていた校料金の幅(税込)中央値
中型14時限5校262,500〜292,200円271,300円
中型(8t限定・MT)20時限4校319,150〜368,100円332,130円
準中型23時限4校346,540〜406,050円363,480円
準中型(5t限定・MT)26時限4校375,910〜445,320円397,250円
普通(MT)30時限4校412,430〜495,920円439,050円
普通(AT限定)34時限1校484,700円-
対象:東武こしがや(埼玉)、伊勢原(神奈川)、埼玉とだ(埼玉)、南横浜(神奈川)、静鉄(静岡)の料金ページ。最短時限で卒業した場合の税込額。仮免許の手数料2,900円は東武こしがや・静鉄が料金に含め、伊勢原・埼玉とだ・南横浜は別に必要と書いているため、この3校は2,900円を足しました。静鉄は大型だけの料金を中型免許を持っている人の分だけ載せています(ほかの免許の人には中型と大型のセット料金を案内)。時限数は道路交通法施行規則 別表第四。
図1 大型免許の教習料金を今持っている免許別に比べた横棒グラフ。中央値は中型271,300円、中型8t限定MT 332,130円、準中型363,480円、準中型5t限定MT 397,250円、普通MT 439,050円

同じ教習所で比べると、普通免許(MT)を持っている人の料金は、中型免許を持っている人より148,060〜203,720円高くなっていました(料金を両方載せていた4校)。技能教習の時限数は中型免許を持っている人が14時限、普通免許(MT)が30時限です。

普通免許からなら「中型を先に取る」案内もある

静鉄自動車学校は、普通免許などの人が大型車の教習に入ると最短時限を大きく超えると考えられるとして、今の免許から中型、中型から大型と段階を踏むプランを案内しています。

埼玉とだ自動車学校も、まず中型免許を取ってから大型免許を取るステップアッププランを載せています。普通免許(MT)からの場合は割引後417,200円(税込)です。同じ校で普通免許(MT)から直接大型を取る料金は437,800円(税込、仮免許の手数料2,900円は別)です。ステップアッププランの額に仮免許の手数料がどう含まれるかはページに書かれていないので、申し込む前に確認してください。

段階を踏むと、途中で中型免許も手に入ります。

表2 試験場で直接受ける(一発試験)ときの費用

項目金額備考
受験料3,900円再試験のたびにかかる
試験車使用料3,000円再試験のたびにかかる
免許証交付料2,350円-
取得時講習の受講料24,150円一部または全部が免除される人もいる
本免許の技能試験に1回で合格した場合の合計33,400円仮免許を取る費用は含まない(筆者計算)
出典:警視庁「大型免許試験(直接試験場で受験される方)」。神奈川県警察の案内も試験手数料3,900円・貸車料3,000円・交付手数料2,350円で同じ額です(運転免許証のみを希望する場合)。
図2 警視庁で大型免許を直接受験するときの費用の表。受験料3,900円、試験車使用料3,000円、免許証交付料2,350円、取得時講習24,150円、1回で合格した場合の合計33,400円

手数料だけを見ると教習所よりずっと安く見えますが、何回で合格するかで総額は変わります。また、警視庁の案内では技能試験の当日の必要書類に仮運転免許証と路上練習申告書が挙がっています。仮免許を取るまでの費用や、路上練習にかかる費用は表2に入っていません。

受験資格:21歳以上・ほかの免許が通算3年以上

警視庁の案内では、大型免許を受験できるのは21歳以上で、中型・準中型・普通・大型特殊のいずれかの免許を現に受けていて、その期間が通算3年以上の人です(免許の効力が停止されていた期間は除きます)。令和4年5月13日からは、一定の教習を修了すれば19歳以上・期間1年以上でも受験できるようになりました。視力は両眼で0.8以上かつ片眼でそれぞれ0.5以上、深視力の検査もあります。

費用を抑える方法:会社負担と教育訓練給付

運送会社の求人には、大型免許の取得費用を会社が負担すると書いたものがあります。どんな条件が書かれているかは、会社負担で大型免許を取れる求人の条件で求人を調べた結果をまとめています。

自分で払う場合は、教育訓練給付制度の対象講座かどうかを確かめます。伊勢原自動車学校は大型の料金表で普通一種MTを持っている人のコースなどに「教育訓練給付制度対応」と表示し、埼玉とだ自動車学校も料金表で対象講座に印を付けています。厚生労働省の案内では、一般教育訓練は教育訓練経費の20%(上限10万円)、特定一般教育訓練は40%(上限20万円)が訓練修了後に支給されます。どちらに当たるかは講座ごとに決まるので、申し込む前に教習所に確認してください。

よくある質問

Q1 AT限定の普通免許でも大型の教習は受けられますか

法令の時限数にはAT限定の普通免許を持っている人の行(34時限)があります。ただ、教習所の扱いは分かれていて、埼玉とだはこの区分の料金(481,800円・税込、仮免許の手数料は別)を載せている一方、静鉄はAT限定の人はAT限定解除のあとの入校と案内しています。通う予定の教習所に確かめてください。

Q2 一発試験と教習所、どちらが安いですか

手数料と取得時講習だけなら、1回で合格すれば33,400円です。不合格なら1回ごとに6,900円が加わり、仮免許を取る費用や路上練習の費用も別にかかります。何回で合格する人が多いかのデータはこの記事では扱っていません。教習所は最短時限を超えたときの追加料金を確認しておくと比べやすくなります。

Q3 教習で時限を超えたらいくらかかりますか

今回の料金ページでは、伊勢原が技能教習・補修教習1回9,900円(税込)、南横浜が補習料1時限12,650円(税込)、埼玉とだが追加技能教習11,000円(税込)でした。表1の料金は最短時限で卒業した場合の額なので、超えた分はこれが加わります。

Q4 中型免許を持っていると、どれくらい安くなりますか

技能教習は14時限で、普通免許(30時限)の半分以下です。料金は5校で262,500〜292,200円(税込・仮免許の手数料込み)でした。中型と準中型の違いや取り方は準中型と中型免許の違い(受験資格・時限・料金)にまとめています。

出典

  1. 警視庁「大型免許試験(直接試験場で受験される方)」 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/annai/ogata/tetsuzuki09.html
  2. 神奈川県警察「大型・中型免許(運転免許センターで直接試験を受験する方)の手続について」 https://www.police.pref.kanagawa.jp/tetsuzuki/menkyo/mes83078.html
  3. 道路交通法施行規則 別表第四(e-Gov法令検索) https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060
  4. 厚生労働省「教育訓練給付金」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
  5. 教習所の料金ページ:東武こしがや https://www.tobu-koshigaya.jp/price//伊勢原 https://isehara-ds.co.jp/plan/large-car//埼玉とだ https://www.toda-drive.com/lesson/large.php/南横浜 https://www.nanyoko.co.jp/plans/oogata//静鉄 https://www.shizutetsu-school.jp/price/oogata.html

書いた人:もと 物流会社に22年勤めた元管理職。ドライバーの職場選びに役立つ情報を、公的資料と公開されている求人・料金ページから調べて書いています。

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