ドライバーの職場選び

けん引免許の費用は約17万〜23万円|教習所3校と試験場の手数料を比較

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トレーラーの仕事に応募しようとすると、けん引免許をいくらで取れるのかが気になります。教習所の料金ページ3校と、警視庁の試験の案内ページを2026年10月16日(日本時間)に確認し、費用を並べました。

先に結論です。教習所3校のけん引免許の料金(税込)は16万8,960円〜22万9,900円で、真ん中は埼玉とだ自動車学校の18万1,500円でした[1]〜[3]。教習は技能12時限で、学科教習はありません[1]〜[4]。運転免許試験場で直接受ける場合の手数料は、警視庁では1回6,900円です[5]。

結論:けん引免許の費用は、教習所なら約17万〜23万円

  1. 教習所3校の料金は16万8,960円〜22万9,900円:差は6万940円です。伊勢原自動車学校が最も安く、スマートドライバースクール南横浜が最も高い値でした[1]〜[3]。
  2. 教習は技能12時限だけ:法令で決まっている教習時間は、普通免許などを持っている人で技能12時限(第1段階5・第2段階7)です[4]。
  3. 試験場で直接受けると1回6,900円:警視庁の案内では、受験料2,800円、試験車使用料1,750円、免許証交付料2,350円の合計です。再試験の場合は、その都度受験料がかかると書かれています[5]。

教習所3校のけん引免許の料金

表1は、各校の料金ページに載っていた、けん引免許の通常の料金です。所持免許の欄は、各校の料金表に書かれた区分をそのまま載せています。

表1:けん引免許の教習料金(税込・最短時限/取得日:2026年10月16日/出典:各校の料金ページ[1]〜[3])

教習所(所在地)所持免許の区分時限料金(税込)追加の技能教習(1時限)
伊勢原自動車学校(神奈川)普通車MT以上技能12・学科なし16万8,960円6,600円
埼玉とだ自動車学校(埼玉)大型・中型・準中型・普通技能12・学科018万1,500円7,700円
スマートドライバースクール南横浜(神奈川)普通・中型・大型免許技能1222万9,900円1万1,000円(補習料)
けん引免許の教習料金の横棒グラフ。伊勢原(神奈川)168,960円、埼玉とだ(埼玉)181,500円、南横浜(神奈川)229,900円
図1:けん引免許の教習料金(税込・最短12時限、2026年10月16日取得)

※料金に含まれるものの書き方は各校で違います。南横浜は、入所手付金・教習料・諸費用・検定料(初回分のみ)を含むと書いています[3]。伊勢原は、卒業検定料9,900円を超過した場合の追加料金の欄に載せています[1]。埼玉とだは、入校手続き時の最低必要金額を7万8,100円としています[2]。3校は首都圏の教習所で、全国の相場を表すものではありません。

入校の条件にも違いがあります。伊勢原の料金表は普通車MT以上、南横浜の入校資格は普通免許MT・準中型免許・大型特殊免許のいずれかを持っていること、と書いています[1][3]。AT限定の普通免許しか持っていない人は、入校前に教習所へ確かめてください。南横浜は、けん引される車が上位クラスの車両になる場合は、上位の免許も必要としています[3]。

教習所に通う場合と、試験場で直接受ける場合

けん引免許は、指定教習所を卒業して試験場で手続きする方法と、試験場で直接技能試験を受ける方法があります[5][6]。表2は、東京都の警視庁の案内ページに載っている条件と手数料です。

表2:けん引免許の取り方と試験場の手数料(東京都/出典:警視庁[5][6]、教習料金は表1)

項目指定教習所を卒業した人試験場で直接受ける人
教習所の料金16万8,960円〜22万9,900円(表1の3校)なし
試験場の手数料4,200円(受験料1,850円・免許証交付料2,350円)1回6,900円(受験料2,800円・試験車使用料1,750円・免許証交付料2,350円)
再試験-その都度受験料がかかる
受験資格(年齢)18歳以上18歳以上
受験資格(持っている免許)大型・中型・準中型・普通・大型特殊・第二種免許のいずれか大型・中型・準中型・普通・大型特殊・第二種免許のいずれか
受験場所府中・鮫洲・江東府中・鮫洲
けん引免許の取り方と東京都の試験場の手数料。指定教習所の卒業者は4,200円、試験場で直接受ける人は1回6,900円
図2:けん引免許の取り方と試験場の手数料(東京都・警視庁の案内)

※受験資格は警視庁の2つのページから要約しました。どちらのページも、このほかに住所が東京都内であることと視力・深視力の条件を挙げています[5][6]。手数料は東京都の値です。

表1の料金に、卒業後の試験場の手数料4,200円を足すと、東京都で免許を受ける場合は17万3,160円〜23万4,100円です(筆者の計算)。直接受ける場合は1回6,900円で、何回で受かるかによって合計が変わります。

費用を下げる方法:教育訓練給付金

厚生労働省の案内では、一般教育訓練は教育訓練経費の20%(上限10万円)、特定一般教育訓練は40%(上限20万円)が訓練修了後に支給されます[7]。

埼玉とだは、けん引車コースを給付金の対象講座として載せており、教習料金18万1,500円に対して給付対象額16万9,400円、給付予定額3万3,880円、実質費用14万7,620円と示しています[2]。給付予定額は給付対象額の20%にあたります(筆者の計算)。検定代などの諸費用は給付対象額に含まれず、支給要件に当てはまらない場合などは支給されないと注記されています[2]。伊勢原も料金表に教育訓練給付制度対応と表示しています[1]。

給付を受けられるかどうかは本人の条件で決まり、南横浜はまず最寄りのハローワークで手続きするよう案内しています[3]。会社に免許の費用を負担してもらえる求人の条件は、トレーラーの免許と取得支援つき求人の条件にまとめています。

法律の決まり:けん引免許が必要になる車

道路交通法85条3項は、次のように定めています[8]。

牽引自動車によつて重被牽引車を牽引して当該牽引自動車を運転しようとする者は、当該牽引自動車に係る免許(仮免許を除く。)のほか、牽引免許を受けなければならない。

重被けん引車は、同じ法律の51条の4で、けん引されるための構造と装置があり、車両総重量が750キログラムを超える軽車両と定められています[8]。けん引する車(トラクタ)を運転する免許とは別に、けん引免許が要るということです。けん引免許を受けられる年齢は18歳からです(道路交通法88条1項1号)[8]。

トラクタ側の免許の費用は、大型免許の費用と中型免許の費用にまとめています。

よくある質問

Q1. けん引免許の費用はいくらですか?

今回確認した教習所3校では、税込16万8,960円〜22万9,900円でした[1]〜[3]。試験場で直接受ける場合の手数料は、警視庁では1回6,900円です[5]。

Q2. 教習所に何時限通いますか?

道路交通法施行規則の別表第四では、大型・中型・準中型・普通・大型特殊などの免許を持っている人の教習時間は技能12時限(第1段階5・第2段階7)で、学科教習はありません[4]。技能検定に受からなかったり時限を超えたりすると、追加料金がかかります[1]〜[3]。

Q3. 何歳から取れますか?

18歳からです(道路交通法88条1項1号)[8]。警視庁の直接受験の案内でも、受験資格は18歳以上で、大型・中型・準中型・普通・大型特殊・第二種免許のいずれかを現に受けている人とされています[5]。

Q4. 教育訓練給付金は使えますか?

講座が給付の対象に指定されているかと、本人が支給要件に当てはまるかの両方で決まります[7]。埼玉とだはけん引車コースの給付予定額を3万3,880円と示し、伊勢原は教育訓練給付制度対応と表示しています[1][2]。

出典(公式情報)

この記事を書いた人

もと:物流会社で22年、中間管理職を務めた元会社員。求人票の読み方や、手当・シフトの仕組みなど、現場を知る視点からドライバーの職場選びを解説しています。

通える範囲の教習所を2〜3校選び、料金に検定料が含まれるかと、給付金の対象かを確かめてみてください。
→ 教習所3校の料金(表1)へ戻る

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