最近、公式LINEアカウント流行ってますね。
発信者に多い悩み第一位は、なんといっても『公式LINEからメッセージ送ったけど顧客から反応がない』ですよね。
LINEって気軽にコミュニケーションが出来て、情報収集&単純接触効果による好感度アップを狙える便利なマーケティングツールですが、一歩間違えると「こいつ、うざっ!」と嫌われてしまうリスクもあります。
しかし、多くの発信者は顧客の心理を理解せず
「なんでプレゼント付けてるのに反応してくれないの?」
とモヤモヤして、追撃LINEをしつこく送ってしまうもの。
最初に言っておきますが、返信が無いからといって追加でメッセージを送るのは絶対NGです。
速攻でブロックされます...w
今回は、LINE公式アカウントの構築代行ビジネスも請け負っている私が、顧客がビジネスアカウントのメッセージに反応しない心理と対策法を教えます。
顧客が登録時のプレゼント攻撃に反応しない心理
さっそく、顧客の心理を解説していきます。
顧客が反応しない理由は下記の通り。
・最初のイメージが悪かった
・ウザいと思われてしまう導線だった
・顧客がずぼらなタイプだった
一つずつ説明しますね。
最初のイメージが悪かった
これは、友達追加時のメッセージでありがちなケースです。
SNSを見て軽い気持ちで登録したのに「うわ、こいつ無いわ…」と第一印象で思っても、露骨にアカウントをブロックするのは難しいですよね。
最初からプレゼント目的の人であれば「プレゼントしょぼいし」とか言って速攻ブロックしますが、大抵の登録者はプレゼント受け取るためにアンケートに答えたりします。
ただ、即ブロックが出来るので、中身だけみてブロックor無視…というのがスタンダードな流れですね。
あとは夜中のステップ配信など常識の無い発信。こちらも速攻ブロックになりやすいです。
ステップ配信を設定するなら「友達登録から〇〇時間後に配信」ではなく「〇〇時に配信」と時間を設定した方がブロック率は下がります。
つまり第一印象が悪いと、そのまま悪いイメージを引きずるので単純接触効果が逆効果になっていきます。
最初の段階でつまづくと、メッセージを送れば送るほど顧客との関係は悪化していき、最後には既読無視、あるいはブロックという結果になるのです。
SNSでビジネスするなら、必ずファーストコンタクトに注意です。
ウザいと思われてしまう導線だった
マーケティングやコピーライティングを学んでいない方は、顧客が返信しにくいラインを送ってしまいがち。
「スタンプください!」
「無料体験コース希望って送ってね!」
「お気軽になんでも質問してね!」
などなど、一見するとお得そうな感じしますが、これって顧客からすれば「…めんどくさっ!」と言いたくなってしまいます。
中でも一番ウザいと感じるのが「オススメです」系のラインです。
その方をめちゃくちゃ好きなら問題ないのですが、そこまで親しくない人に「オススメです!」と言われても、気持ち悪いと感じます。
他にもこんな失敗例があります。
・長文を送ってくる。→500文字以内にまとめましょう。
・常に絵文字たっぷりのハイテンション。→読むのに疲れちゃいます。
・自分語りばかり。→価値提供を忘れずに。
セールスではがっつきが一番嫌われますので、気をつけましょう。
文章力に自信がない人は、下記の記事をしっかり読み学んで下さい。
顧客がズボラなタイプだった
お友達や身内でも既読になるけど、返信しない人っていますよね。
悪気はなくて、ただのズボラといわれる人たちです。
返信しなくても気にしないタイプというのは、一定数存在します。
また、そもそもプレゼント目当てだったりリサーチ目当ての人であれば、期待しすぎるのは疲れるだけです。
そういったタイプの人へは、ラインで距離を詰めるのではなく、インスタライブなどで仲良くなって距離を縮めたり、切り口を変えた方が良いと思います。
顧客からの反応が無い時の対策について
「全然返信がない!やっぱりビジネスに向いてないんだ..」
と不安になってしまう気持ちは分かります。
しかし、顧客から反応が無い時は、あれこれ考えず上記の心理を参考にして『失敗したな』と素直に認めることが大事です。
見込み客からまったく反応がない、既読無視の原因の9割はマーケティングにあります。
顧客は買うか買わないか、はっきりしていますから、あなたのビジネスに魅力を感じているなら、反応が無いなんて事はそうそうあり得ないのです。
つまるところ、あなたが十分に顧客を口説けていない。信頼関係が築けていない。…という結論に達するのです。
ビジネスで結果を残したいなら、自分の不甲斐なさを認めましょう。そして、真摯に反省し、改善策を考えて足りなかった部分を仮説をたてて実行していきましょう。
一番やってはいけない行動が「なんで誰も反応してくれないの?ムキーーー!」と暴走することです。
自分のセールスを改善せずに感情的になり土足で他人の心に上がり込むようでは、絶対にうまくいきません。
しっかりと顧客の立場にたった勉強をすれば、自然とLINEの反応がないという悩みはなくなりますよ。
当ブログでも、ビジネスについてわかりやすく教えてますので、顧客目線のビジネスを構築しましょう。